もう看護師辞めたいです。続けていくのに疲れました。
この記事ではこんな悩みを抱えている看護師さんが、辞めたいと思った時にどうすれば良いのか?を教えます。
この記事でわかること
- 看護師を辞めたいと思った時にやるべきこと
- 看護師を辞めて幸せになれる人と後悔する人
- 今すぐに看護師を辞めた方が良いケース
看護師をしている人なら誰でも1度は、「看護師を辞めたい。」と思ったことがあるんじゃないでしょうか?
看護師を辞めたいと思った時にとるべき行動を紹介します。
悩んだ時に取るべき行動
- 辞めたい理由を整理する
- 今後のキャリアについて考える
- 有給があれば取得して一旦休んでみる
- 部署異動をお願いしてみる
- 働き方を変えられないか相談する
- やっぱり辞めたいとなれば転職しよう!
注意したいことは、無理をしすぎると心が壊れてしまいこれらの行動すらも取れなくなってしまいます。
行動できるうちに逃げ道を考えておく必要があるね。
逃げ道を作るのには看護師転職サイトがおすすめ。
自分の希望を伝えておくだけでOKなので、忙しい看護師さんにはピッタリです。
逃げ道探しは転職サイトに任せて、休日はまず自分の体と心を休めることを最優先にしましょうね。
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では本文をどうぞ
今すぐにでも看護師を辞めた方が良いケース
看護師を辞めたいと悩んでいる人の中には、環境によっては今すぐに辞めた方が良い場合もあります。
今すぐ辞めた方が良いケース
- 体調やメンタルを壊してしまっているケース
- いじめやパワハラが行われているケース
- 転職すべきか6カ月以上悩んでいるケース
- 残業代の未払いなどの労働環境が悪いケース
詳しくみていきます。
体調やメンタルを壊してしまっているケース
看護師をしていると、体やメンタルを壊しながら働いている人もたくさんいます。
そのような場合は、すぐに今の職場は辞めましょう。
自分の体を犠牲にしてまで働く理由はないはずです。
体調を崩してしまっても、病院は何もしてくれませんよ。
それどころか休職しているとい人員に数えられてしまうので、早く退職するように迫ってきます。
病院に利用されるのではなく、利用するぐらいの気持ちで働くのが良いでしょう。
いじめやパワハラが行われているケース
看護師の職場は、いじめやパワハラが多いとよく見かけます。
ターゲットになってしまうと、そこから抜け出すのは簡単ではありません。
しかも上司に相談しても、改善に動いてくれないケースもあります。
また上司からのパワハラがひどくて、看護師を辞めたいと悩んでいる人。
そのような場合も、今すぐ今の職場は退職しましょう。
我慢したところで自分がつらいだけですし、改善する見通しが立たないからです。
いじめやパワハラが蔓延している病院は、簡単には改善できないので転職するのが良いでしょう。
転職すべきか6カ月以上悩んでいるケース
看護師を辞めたいと思い、悩み始めて6ヶ月以上経っている人も退職すべきでしょう。
6ヶ月以上も悩み続けているということは、その悩みは解決困難ということです。
ダラダラと悩むよりも、スパッと割り切って辞める方が絶対に良いです。
残業代の未払いなどの労働環境が悪いケース
- 残業代をつけることができない
- 休憩が取れない
- 夜勤回数が多い
- 希望での休みが取れない
このような労働環境が悪い職場の場合も、早く退職するべきです。
このような職場では、すぐに労働環境が改善することは難しいからです。
ちなみに自分の病院の労働環境が良いのか?悪いのか?の一つの目安に、日本看護協会のガイドラインがあります。
こちらを参考にしてみると良いでしょう。
夜勤・交代制勤務に関するガイドライン
看護師を辞めると決めた際の円満退職のコツ
看護師を辞める場合、できるだけ円満に内職したいと思います。
ここでは看護師を退職する際に、円満に退職できるコツを紹介します。
円満退職のコツ
- ポイント1:退職の意思は早めに伝える
- ポイント2:退職日までしっかり働く
- ポイント3:スムーズに辞められる退職理由にする
- ポイント4:同僚に伝えるタイミングは?
- ポイント5:退職のタイミングを考える
これらのコツを押さえておくと円満に退職することができます。
色々な理由で退職する人がいますが、最後はスッキリ退職したいですよね。
円満退職する方法をもっと詳しく知りたい方はこちら
→【円満退職】看護師が円満退職するためのタイミングと4つの注意点
看護師を辞めたいけど悩んでいる時にとるべき6つの行動
看護師を辞めたいと悩んでいるとき、まず何をすれば良いか不安になりませんか?
ここでは看護師を辞めたいと悩んだ時に取るべき行動を、まとめました。
詳しく見ていきます。
取るべき行動1:辞めたい理由をじっくり考える
あなたが看護師を辞めたい理由はなんですか?
その理由は、看護師を退職しないと解決できない問題ですか?
退職しないで解決できる問題ではないですか?
例えばよくある人間関係。
病棟を移動することで解決することができるかもしれません。
もし退職しないで解説できる問題であれば、まずはそちらをオススメします。
なぜなら看護師を辞めて転職しても、幸せになれるとは限らないからです。
そのためにもまずは、自分が看護師を辞めたい理由をじっくり考えてみましょう。
取るべき行動2:今後のキャリアについて考える
あなたは今後のキャリアプランを考えていますか?
今は看護師の仕事がつらくて辞めることばかり考えているかもしれません。
今の職場は辞めても、看護師の仕事は続けるのか?
看護師の仕事以外の仕事で働いていくのか?
看護師免許を持っていれば、看護師を辞めてもまた働きたくなった時はすぐに働くことができます。
看護師を辞めるというのは、大きな決断です。
自分が今後どのようなキャリアを歩んでいきたいか、ゆっくり考えるのがオススメです。
今は辛くてキャリアプランなんて考える余裕はないかもしれませんが、後悔しないためにも必要なことですよ。
取るべき行動3:有給を取得して、しばらく仕事から離れてみる
看護師を辞めたいと思ったら、有給などを取得してしばらく仕事から離れるのも良いでしょう。
しばらく職場を離れることで、冷静に考える時間を取ることができます。
有給は希望すれば確実に取得できるので、上司に相談してみましょう。
仕事から離れている時間は、仕事のことは忘れてゆっくり休むことが大切です。
まずは思う存分に寝て体力を回復させて、おいしいものを食べて趣味のことを行って楽しみましょう。
仕事から離れている際は、仕事のことは忘れて体を休めることに専念しましょうね。
取るべき行動4:病棟を異動してみる
看護師を辞めたい理由が今の病棟にある場合は、病棟を移動してみるのも良いでしょう。
病棟を変えるだけで、人間関係や患者層も変わるので気持ちを新たに働くことができます。
僕も病棟を異動して、イキイキと働いている看護師さんをたくさんみてきました。
取るべき行動5:働き方を変えられないか相談する
看護師を辞めたくなったら、働き方を変えることも検討してみましょう。
- 夜勤がつらくて看護師を辞めたい場合は、夜勤免除を申請する。
- 子育てがあり残業ができない場合は、時短勤務を申請する。
このような働き方の変更で解決できる場合もあります。
まずは上司に相談してみましょう。
取るべき行動6:やっぱり辞めたいとなれば転職しよう!
ここまでの退職する前に取るべき行動を紹介してきましたが、どの方法もダメだった場合。
その場合は、看護師転職サイトを利用しましょう。
看護師転職サイトは、いわゆる看護師転職のプロです。
看護師を辞めようか悩んでいることも、相談することができます。
自分の悩みを伝えれば、悩みを解決できる職場選びのアドバイスをもらえますよ。
看護師転職サイトはどこを選べば良いかわからない人はこちら
→最短でセミリタイアするためにはこの看護師転職サイトを使う!
看護師が辞めたいと思う5つの理由
看護師が辞めたいと思う理由を確認していきます。
- 1位:出産・育児のため
- 2位:その他
- 3位:結婚のため
- 4位:他施設への興味
- 5位:人間関係が良くないため
- 6位:超過勤務が多いため
- 7位:通勤が困難なため
- 8位:休憩が取れないため
- 9位:夜勤の負担が大きいため
- 10位:責任の重さ・医療事故への不安
- 11位:本人の健康問題のため
- 12位:給与に不満があるため
退職理由の上位について詳しくみていきます。
看護師を辞めたいと相談したら「甘え」だと言われたんだけど?
→看護師を辞めたいのは「甘え」なのか?「甘え」という人の特徴と対処法
看護師辞めたい理由1:人間関係が良くないため
看護師を辞めたい理由で必ずあがるのが、人間関係の悪さです。
- 新人をいじめるお局がいる
- 陰口がひどい
- パワハラがひどい
- いじめがひどい
- 看護師間で派閥がある
このような人間関係のストレスから、看護師を辞めたいと思う看護師は多いです。
人間関係の良い職場かどうかは、なかなか就職前はわからないですからね。
看護師辞めたい理由2:他施設への興味
- 看護師として働き出したけど、他の仕事をしてみたい。
- 看護師として働いたけど、向いていない
- もっと楽な仕事をしたい
このように看護師として働いているけど、他の仕事をするために辞めたいという人も多いです。
この理由は、「やりたい仕事をするための前向きな辞めたい」と、「看護師の仕事がつらいからという後ろ向きの辞めたい」の2種類があります。
看護師を辞めて違う仕事に転職したい方はこちらの記事をどうぞ
→看護師を辞めて違う仕事に転職!絶対に失敗しないコツ7選 元看護師が解説
看護師辞めたい理由3:責任の重さ・医療事故への不安
看護師は患者さんの命を預かる仕事なので、責任が大きな仕事です。
その責任の大きさがプレッシャーで、辞めたいと思う人もいます。
また急変や何か起きた際に対応できるのか?という不安から、辞めたいと思う人もいます。
しかし看護師をしていると、プレッシャーや不安はなくなることはありません。
経験を積んで知識や技術をつけて、少しずつ自信をつけていきましょう。
プレッシャーや不安が強くて、精神的に追い込まれている時は上司に相談し少し休職するのもおすすめよ!
看護師辞めたい理由4:忙しすぎるため
看護師を辞めたい理由で多いのが激務であること。
- 休憩を取れない
- 夜勤がつらい
- 変則勤務である
このような理由から、体力的につらかったり体を壊してしまう看護師の方もたくさんいます。
定時で帰れることなんてほとんど無く、毎日サービス残業ばかり。
勤務開始前は情報収集や点滴準備のために、1時間くらいの前残業は当たり前。
日勤と夜勤で時間間隔もバラバラ。
本当に看護師の仕事は忙しくて、嫌になりますよね。
看護師辞めたい理由5:給料に不満があるため
看護師の平均年収は、492万円です。
参照:令和2年賃金構造基本統計調査
全職種の平均年収と比べても極端に低くはないですが、業務量と比較すると給料が見合っていないと感じる看護師がたくさんいます。
確かにこの年収は、夜勤などの手当も入った金額なので決して給料が高いとは言えません。
僕が副業を始めたきっかけは、給料が安く将来性が見えなかったからです。
看護師辞めたいけど辞められない理由と対処法
看護師を辞めたいけど辞められない人もいるかと思います。
主な理由を見ていきます。
辞められない理由
- 収入がなくなるのが不安
- 奨学金のお礼奉公中のため
- 病院が退職をさせてくれない
詳しくみていきます。
収入がなくなるのが不安
看護師を辞めると収入がなくなってしまいます。
収入がないと食べていくことができないんですね。
別の仕事を始めて、もしかしたらうまくいかないかもしれない。
そんなことを考えると、なかなか簡単には辞められないですね。
対処法:給料以外の収入源を作る
収入がなくなることが不安でやめられない方の、1番の対処法は給料以外の収入を作ることです。
給料以外の収入があれば、看護師を辞めても食べていくことができます。
看護師を辞めて、セミリタイアという働き方もできます。
選択肢を広める意味でも、給料以外の収入源を作ることをおすすめします。
僕も副業での収入があったため、看護師を辞めることができました。
給料以外で毎月10万円の収入源を作る方法
→【看護師におすすめの副業】実際に僕がリタイアした副業を教えるよ
退職後は失業手当がもらえる
看護師を退職すると収入がなくなるので、辞められないと悩んでいる方。
退職後は失業保険がもらえることも、計算しておくことが大事です。
失業保険とは
公的保険制度の一種。正式には雇用保険と言われている。加入者は失業した際に、失業保険を取得することができます。
失業保険の受給には条件があるためハローワークのページで確認するようにしましょう。
失業保険をもらえるのは退職後3ヶ月くらいかかるので、それまでの生活費は貯金しておく必要があります。
退職金はいくらもらえるか?
看護師を退職する場合、退職金をもらえる場合も多いと思います。
失業保険を受給するまでの貯金がない場合は、退職金をいくらもらえるかも確認しておきましょう。
ちなみに僕は13年間勤めて、約200万円程度の退職金でした。
奨学金のお礼奉公中のため
学生時代に借りた奨学金があるから、退職できない看護師さんもたくさんいます。
退職する際には、一括返済を求められることが多いからです。
しかし奨学金は、必ず一括返済をしなければいけないわけではありません。
ちゃんと対処法があるので、是非参考にしてください。
特に就職して間もない頃は一括返済は大変ですよね。
対処法:分割払いにしてもらう・転職先に立て替えてもらう
奨学金の一括返済に対する対処法は2つあります。
- 奨学金の返済を分割払いにする
- 転職先に奨学金を立て替えてもらう
一括での返済が困難な場合は、病院に分割での返済が可能か相談してみましょう。
もし他の病院に転職する場合は、転職先の病院に奨学金を立て替えてもらうのも良いでしょう。
自分で相談するのが難しければ、看護師転職サイトを利用してコンサルタントに交渉してもらうのも手です。
病院が退職をさせてくれない
看護師業界は常に人手不足です。
そのため退職しますと伝えると、確実に強い引き止めにあいます。
スタッフが退職すると、師長の評価が下がるので引き止めてくることもあります。
対処法:法律で2週間前までに対象の意思を伝えれば退職できる
法律では退職2週間前までに退職の意思を病院側に伝えれば、退職できることになっています。
民法第627条第1項
看護師が強い引き止めに合わないで退職する方法
→看護師が引き止めに遭わずに退職する方法〜みんなの悩みを徹底解説〜
看護師を辞めて幸せになれる人の特徴
看護師を辞めたいと思っている人の中には、辞めて幸せになることができるの?と気になっている人も多いと思います。
結論は、看護師を辞めて幸せになっている人もたくさんいます。
実際に僕自身が看護師を辞めて、幸せに生活できています。
看護師を辞めて幸せになれる人の条件を見ていきます。
幸せになれる人
- 看護師以外の収入源がある人
- 結婚や出産・育児などで看護師を辞めた人
- 看護師以外に本当にやりたいことがある人
簡単に説明すると、辞めても生活に困らないような副業収入がある人、もしくは前向きな理由で退職する人は幸せになれます。
前向きでない理由で退職する場合、食べていくためにも働かなければならないのでまた同じように仕事のことで悩んでしまう可能性があります。
もしも前向きな退職理由でない方は、この看護師を辞めて幸せになる方法を参考にしてください。
看護師を辞めて幸せになる方法
- 今の職場は辞めて、職場環境の良い病院を探す方法
→良い職場環境への転職 - 月に10~20万円程度の副業収入を作って、自分の好きなペースで働く方法
→安定的な副業収入の取得 & 高収入な派遣看護師 - 今の給料以上の副業収入を作って、看護師辞退を辞めてしまう方法
→安定的で高収入な副業
環境の良い職場に転職して、副業での収入も作ることが大事ですね。
看護師を辞めて幸せになる方法を詳しく解説
→看護師を辞めたら幸せなの?幸せになれる人・後悔する人の特徴3選
看護師を辞めて後悔することもある
看護師を辞めたら、全員が幸せになれるわけではありません。
看護師を辞めて、逆に後悔する人もいます。
ここでは看護師を辞めて後悔する人の理由を見ていきます。
後悔する人の理由
- やりがいや専門性を感じない
- 看護師の仕事以外ではいちからのスタート
- 職場・職種が変わっても悩みが解消されない
- 給料が下がった
- 人間関係
- 医療の質が低いこと
- 条件が違ったことや変わったこと
- 情報収集が足りなかったこと
- 看護師になるための努力を思い出した
- 看護師の仕事のやりがいに気づいた
このように看護師をやっと辞めたのに、こんなはずではなかった!とならないように注意しましょう。
看護師を辞めることが目的ではなく、看護師を辞めて自分が何をしたいかを考えることが大切よ。
看護師を辞めて後悔しないためのコツを知りたい方はこちらの記事をどうぞ
→看護師を辞めて後悔する理由10選 実際に看護師を辞めた僕が徹底解説
まとめ
看護師を辞めたいと思う理由は、人それぞれ様々です。
- 看護師として自分が今後どのように働いていきたいのか?
- どんな職場で働きたいのか?
- どのような人生を送りたいのか?
自分の人生なので、自分が納得する形で進めていきましょう。
以上です。
看護師は派遣看護師として働くこともできます
→セミリタイアする看護師が利用するべき看護師派遣サイト3選