これから看護師を目指す方は、どのような髪型にすれば良いのか分からないかもしれません。
本記事では、看護師の身だしなみの3原則をご紹介しつつ、これだけはやってはいけないという髪型を3つ解説します。
また、実際の病院の意見も踏まえて、看護師の髪型に関する疑問に徹底的にお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
看護師の身だしなみの3原則
髪型も含めて、看護師の身だしなみの基本は患者さんに悪印象を与えないことです。
具体的には、以下が看護師の身だしなみ3原則になります。
- 患者さんに不快感を与えない清潔さ
- 仕事に支障がない機能性
- 職場に適応した調和
清潔さのある身だしなみはもちろん、仕事に支障もなく職場に適応することが重要です。
そのため、患者さんや職場に配慮した髪型を意識しましょう。
看護師におすすめの髪のまとめ方「髪型別で紹介」
ここからは、どんな髪型にすればいいか分からない看護師さんにおすすめの髪型をご紹介します。
ロングヘアの方
ロングヘアの方に定番なのは、ポニーテールです。
頭の後ろで1本にまとめるだけなので、時間もかからず簡単です。
また「お団子ヘア」もロングヘアの方にはおすすめと言えるでしょう。
ポニーテールより手間はかかりますが、その分おしゃれですし、しっかりピンで留めると髪型は崩れません。
ミディアムヘア
ミディアムヘアの方には、クリップで留めるのがおすすめです。
ただし、クリップはブラックやブラウンなどの目立ちにくい色を選ぶようにしましょう。
ボブヘア
ボブヘアの方は、今の髪型より後ろを短くしたショートボブがおすすめです。
丸みのあるショートボブは、仕事ができる看護師という印象を与えます。
ショートヘア
ショートヘアの方には、軽くパーマをかけた「ゆるふわショート」がおすすめです。
髪が伸びるのは意外に早いので、定期的に美容院へ通うようにしましょう。
ショートヘアは手入れを怠ると、髪の長さが中途半端になるため注意が必要です。
朝は時間がない看護師もできる「簡単&かわいい」髪型
実際、朝はバタバタして髪型を整える時間がない方も多いと思います。
時間がない中で「髪型を簡単にセットし、かわいい髪型にまとめたい」方は、下記の記事を参考にしてください。
上記の記事を書いたのは、看護師歴15年の女性看護師です。
ベテラン女性看護師が「簡単に&かわいく」できる髪のまとめ方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみましょう。
「これはNG」看護師がやってはいけない髪型3つ
- 不潔だと感じさせる髪型
- 勤務中に崩れる髪型
- 患者さんが違和感を感じる髪型
上記のやってはいけない髪型を順番にご紹介します。
不潔だと感じさせる髪型
看護師が、ぼさぼさの髪だったり派手な色の髪型だったりはNGです。
このような髪型の看護師は見たことがないかもしれませんが、稀に新人の看護師に存在します。
この髪型では、当然ながら患者さんは不快感を感じますし、結果的に勤務先も「不潔な病院」という印象を持たれます。
勤務中に崩れる髪型
看護師の髪型で、清潔感に続いて重要なのが勤務中に崩れないことです。
巷のOLのように、勤務中でも髪型に気を配る余裕はありません。
そのため、崩れない髪型で出勤するのが看護師の基本です。
たとえば勤務中に髪型が崩れ、視界が悪くなるとミスに繋がります。
夜勤の場合、仮眠を取ったあとでも崩れない、もしくはすぐに元の状態に戻せる髪型が理想的です。
患者さんが違和感を感じる髪型
不快感はなく、崩れる髪型ではないものの、患者さんが違和感を感じる髪型もNGです。
たとえば女性看護師なのに、極端に短い髪型や強面に見える髪型などが挙げられます。
違和感を感じる髪型は、患者さんの中でも話題になります。
患者さんに余計なストレスを与えないためにも、あくまで自然な髪型を意識しましょう。
看護師の髪型・髪色についての疑問5つ
ここからは、実際の病院の現場でもよく聞かれる、看護師の髪型や髪色に関する疑問にお答えします。
看護師の髪型に規定はある?
髪型に規定はありますが、病院によって多少異なります。
本記事で解説したように、基本的には清潔感があって、崩れない髪型なら多くの病院がOKとしています。
ロングヘアでもOK?
看護師は、ロングヘアでもそのまま勤務できます。
ただし、髪が肩より長い場合は、先述したポニーテールや「お団子ヘア」にし、後ろで束ねる必要があります。
髪色はどこまで大丈夫?
看護師の適切な髪色は、トーン6~7番までです。
こちらのトーン番号は、日本ヘアカラー協会の基準で4~15番に分けて数値化されています。
- 4~5番:一般的な黒髪
- 6番:黒髪よりやや明るい
- 7~8番:近くで見ると染めていると判断可能
- 9~15番:茶髪・金髪
つまり、染めていると判断ができない7番までが看護師が許容される髪色です。
派手すぎない程度に染めるならOKですが、勤務先によるので事前に確認しましょう。
パーマはOK?
結論、看護師はパーマをかけてOKです。
「看護師はパーマ禁止」の規定はありません。
髪質によっては、パーマをかけたほうが上手くまとまります。
面接時も髪型に気を付けるべき?
髪型が原因で不採用になるわけではありません。
しかし、面接は印象が第一なので、髪型に気を付けたほうが良いでしょう。
たとえば、派手すぎる髪型で面接に行って、髪型のことを指摘されたとします。
そこで「採用されたら髪型を変える」という人より、面接の時点で看護師を意識した髪型のほうが印象が良いのは言うまでもないでしょう。
そのため、看護師の面接に行く際は、本記事を参考に好印象を与える髪型で挑みましょう。
男性の看護師におすすめの髪型は?
ここまでは、女性向けに看護師の髪型を紹介してきました。
ですが、男性の場合も基本的に、看護師の身だしなみ3原則を満たした髪型にしましょう。
当然、スキンヘッドや坊主は、患者さんに威圧感を与えるため避けるのが無難です。
事実として、坊主を禁止にする病院も多いです。
そこで、男性看護師におすすめなのは短髪です。
男性の短髪で、不快に感じる方はほぼいません。
つまり万人受けしますし、セットに時間もかからないでしょう。
加えて、勤務中や仮眠のあとでも髪型が崩れないメリットがありますし、横を刈り上げたツーブロックは、スタイリッシュな印象を与えます。
男性看護師も、あくまで印象第一の髪型を心がけましょう。
これから看護師を目指す方へ
本記事を読んでくださった方には、これから看護師を目指す方が多いと思います。
看護師になるための準備として、髪型が気になったのではないでしょうか?
先述したように、看護師の面接では髪型が理由で不採用になるわけではありません。
確かに、採用されてから髪型を正せば問題ないかもしれません。
それでも、すでに看護師を意識した髪型で面接に行くと、採用される確率は高くなります。
そのため、準備を万全にして面接に行くようにしましょう。
ここで重要になるのが、看護師の志望動機です。志望動機で、面接官の心を打つことが採用されるために超重要なポイントです。
看護師転職の志望動機の書き方は、例文付きの下記の記事を参考にしてください。
看護師転職での志望動機の書き方のポイントと例文。元看護師が解説
まとめ:看護師は周りに気を配った髪型を意識しましょう
髪型は、相手の第一印象を決める要素の1つです。
そのため看護師は、患者さんと勤務先に気を配った髪型を普段から意識しましょう。
清潔感と、勤務中に崩れない髪型が基本です。
できる準備から少しずつ始めていき、その後の準備は当ブログ(のんびり温泉大家の看護師ブログ)を参考にしてください。