看護師国家試験ってどういう試験なの?合格率が高いから簡単に合格できるの?
この記事ではこんな疑問を解決します。
僕自身も10年以上前になりますが、看護師国家試験を実際に受験しています。
運良く合格することができたため、看護師資格を取得し働くことができました。
看護師資格は持っていると仕事の選択肢も広がるので、取得して損はない資格ですよ。
この記事では看護師国家試験について、僕が合格した勉強方を紹介します。
シンプルな勉強法を知りたい人は、是非参考にしてみてくださいね。
では本文をどうぞ。
看護師国家試験とは?
看護師国家試験について教えて欲しいな。
看護師国家試験について詳しく見ていきましょう。
看護師国家試験の1日
看護師国家試験は1日かけて行う試験です。長いんですよね。
試験時間は、午前午後で5時間20分です。
試験時間
- 午前 2時間40分 120問
- 午後 2時間40分 120問
これを見ると、1問1分ちょっとで解かないと時間が足りなくなるんだね。
焦らず落ち着いて解けば、十分時間はありますよ。
看護師国家試験の問題の種類
看護師国家試験問題
- 必修問題:基礎的な問題で、80%以上の正答率が求められる。配点は1問1点。出題数は50問。
- 一般問題:1問1答式で出題される。配点は1問1点。出題数は130問。
- 状況設定問題:理解力・判断力を問う応用問題。配点は1問2点。出題数は60問。
必修、一般、状況設定問題の配点は今後の状況に応じて変更する可能性があります。
看護師国家試験は、全240問の300点満点の試験になります。
ちなみに問題形式は、どうなっているの?
解答はマークシート形式になっています。
マークミスに注意して落ち着いて取り組みましょう。
看護師国家試験の合格基準と合格点
看護師国家試験の合格ボーダーラインはどのくらい?
合格ボーダーはだいたい65%前後ですよ。
必修は80%以上が必須になります。
看護師国家試験の合格基準
- 必修問題:必修問題50問中40問以上の正解が必須。40問以上正解しなければ、他の問題が満点でも不合格となる。
- 一般問題・状況設定問題:必修問題とは違い、相対基準が用いられている。合格基準は例年、60~70%で推移している。
- 一般、状況設定問題の合格基準・得点率(全250点)
得点 | 得点率 | |
2023年度 | 152点 | 61.0% |
2022年度 | 167点 | 66.8% |
2021年度 | 159点 | 63.6% |
2020年度 | 155点 | 62.0% |
2019年度 | 155点 | 62.0% |
得点率を見ると、そこまで難しくないことがわかるね。
そうですね。落ち着いて取り組めば大丈夫ですよ。
看護師国家試験の難易度
看護師国家試験の難易度を合格率から確認していきます。
受験者数 | 合格者数 | 合格率(全体) | 既卒 | |
2023年度 | 64,051人 | 58,152人 | 90.8% | 36.5% |
2022年度 | 65,684人 | 59,344人 | 91.3% | 38.9% |
2021年度 | 66,124人 | 59,769人 | 90.4% | 44.4% |
2020年度 | 66,250人 | 55,568人 | 89.2% | 37.4% |
2019年度 | 63,603人 | 56,767人 | 89.3% | 29.3% |
参考:厚生労働省
合格率は高いんだけど、既卒の人の合格率は低いんだね。
このデータから合格率は高いけど、既卒の合格率は40%くらいしかないんだね。
看護師国家試験はこうやって合格する
看護師国家試験を合格するための勉強法は色々なサイトで紹介されているね。
ここでは僕が実際に合格した方法を紹介しますね。
基本的な学習は「なぜ?どうして?」シリーズを読むことです。
看護師国家試験に向けての勉強って苦痛ですよね?
そんな苦痛である勉強を楽にすることが、看護師国家試験を合格する近道になります。
試験勉強を楽にするために僕は、「なぜ?どうして?」をまずは3回ほど読みました。
この本は、看護学生向けに書かれた読みやすさが特徴の本になります。
この「なぜ?どうして?」シリーズは10冊程度あるのですが、読みやすいのでサクッと読むことができます。
これを3回読むことが看護師国家試験を合格する第一ステップです。
えっ!?なぜ?どうして?を3回読むだけなの?本当に大丈夫?
次のステップは、過去問を解くことです。
えっ!?それだけ?
僕は過去問題集を購入しましたが、1冊だけでした。
過去問を解いて、解説を読んで「なぜ?どうして?」をまた読む。
温泉大家の看護師国家試験の合格方法
- 「なぜ?どうして?」を3回読む
- 過去問を解く
- 「なぜ?どうして?」を読む
- 過去問を解く
これで看護師国家試験は合格できます。
いつから受験勉強を始めるべき?
ちなみにどれくらいの期間があれば合格できるかな?
合格までの期間は人それぞれなので、周りは気にしないことが大事ですよ。
受験勉強の方法は、人それぞれ違います。
既に蓄えている知識量や、集中力によっても左右されます。
僕の受験勉強方を1ヶ月やっただけで、看護師国家試験に合格する人もいるでしょう。
夏休みからじっくり取り組んで合格する人もいるでしょう。
大事なのは周りは気にせず自分としっかりと向き合うことです。
受験をして看護師になるのは、他人ではなくあなたです。
周りを気にしても、合格する確率は上がりません。
そんな時間があったら早く寝て、体調管理に努めましょう。
看護師国家試験に対する注意点
僕が国家試験を受験する方にお伝えしたい注意点が、もう一つあります。
それは、受験方法も周りを気にしすぎないことです。
くどいですが受験勉強の方法や時間は、人によって全然違います。
残酷ですが全然勉強しなくても頭が良い人は本当にいるんです。
しかし残念ながら僕は違いました。
平々凡々の僕が、頭の良い人と同じ方法で受験しても絶対に合格することはできません。
合格するためには、自分が決めた方法でコツコツ勉強しましょう。
周りの人が気になるかもしれませんが、自分が信じた方法をやり通すことも非常に大事です。
まとめ
看護師国家試験について
- 必修問題50問、一般問題が130問で1問1点。
- 状況設定問題が60問で1問2点の合計300点満点。
- 必修問題は80%以上の正解が必要。
- 一般、状況設定問題は、60%程度の正答率が必要。
- 看護師国家試験の合格率は90%前後。しかし既卒の合格率は40%程度しかいない。
温泉大家の看護師国家試験の合格方法
- 「なぜ?どうして?」を3回読む
- 過去問を解く
- 「なぜ?どうして?」を読む
- 過去問を解く
以上です。
みなさんが看護師国家試験に合格するよう応援しています!