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【看護師の夜勤に行きたくない!】行きたくない理由と対策を徹底解説!

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  • 夜勤が憂鬱で仕方がない…
  • 行きたくないこの気持ち、どうしたら良い?
  • 夜勤をしなくて良いならしたくない…

このような看護師の辛い気持ちに答える記事です。

看護師の夜勤は過酷です。

多くの看護師が、少なからずそう感じていると思います。

しかし、仕事に対する責任感や使命感からキャパオーバーギリギリまで頑張ってしまう方も多いです。

あまりに心身に負担がかかる状況が続くと、健康を損ってしまう心配があります。

この記事では、夜勤が辛い、憂鬱で行きたくない、そんな気持ちを抱えながら働くあなたに以下のことをお伝えします。

  • 看護師が夜勤に行きたくない理由
  • 行きたくない夜勤を乗り越える方法
  • 夜勤を我慢しすぎているあなたに伝えたいこと
  • 夜勤がない看護師の仕事

夜勤が辛くて心も身体もギリギリまで頑張ってしまっているあなたは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ではさっそく解説します。

看護師が夜勤に行きたくない理由3選

看護師が夜勤に行きたくない主な理由は以下の3つです。

  • 体力的に辛い
  • 精神的に辛い
  • 忙しさが辛い

順番に解説します。

体力的に辛い

看護師の夜勤は体力的に辛いです。

  • 本来人間が寝る時間に働く
  • 睡眠不足
  • 生活リズムが狂う
  • ホルモンバランスが乱れる

夜間寝ずに働くことは身体に大きな負担がかかります。

仮眠を取れることになっている夜勤が多いですが、患者さんの急変やお看取り等があるとそれすらままならないこともあります。

「夜勤明けの食欲が止まらない」

「夜勤の前は眠剤がないと寝れない」

生活リズムの乱れから、このような看護師の辛い声もよく聞きます

夜勤は体力的に本当に過酷です。

精神的に辛い

看護師の夜勤は精神的にもキツイです。

  • 苦手な人との勤務で萎縮
  • 自分がいちばん上の立場の時のプレッシャー
  • 医師に指示を仰ぐ時、医師も不機嫌なことがある
  • 家族とすれ違いの生活になってしまう

夜勤は日勤帯より少ない人数での勤務となります。

イレギュラーなことが起きた時、少ない人数の中でも的確な判断や対応をしなければならず、自分がいちばん年上であると大きなプレッシャーを感じます。

また、勤務表が出たとき誰もが「夜勤は誰と一緒か」をチェックしたことがあると思います。

苦手な人との夜勤だと、一晩中ずっと気を遣いっぱなしになることもあります。

患者さんのことで医師にコールし指示を仰ぐときも、夜中のため医師が不機嫌で理不尽な対応をとられることも。

他にも、家族とすれ違いの生活パターンになってしまい、夫や子供に寂しい思いをさせてしまう精神的な辛さもあります。

このように、夜勤にはさまざまな精神的負担があります。

忙しさが辛い

看護師の夜勤は目まぐるしい忙しさもあります。

夜勤では少ないスタッフでたくさんの患者さんを受け持ち、数多くの業務をこなします。

  • 緊急入院
  • 急変対応
  • 大量の採血
  • 鳴り止まないナースコール対応
  • 目が離せない危険な患者さんの対応

てんてこ舞いの忙しさの中、事故は起こすまい、無事に仕事を終わらせなければと、看護師は集中力を切らさず走り回っています。

ゆとりのかけらもない夜勤業務の忙しさにしんどさを感じてしまいます。

行きたくない夜勤を乗り越える方法4選

このようにさまざまな負担がある看護師の夜勤ですが、乗り越える良い方法はあるのでしょうか?

多くの看護師は以下のような方法を実践しています。

  • できる範囲で患者さんの情報収集をしておく
  • 夜勤中のご褒美を用意する
  • 夜勤後のご褒美も考えておく
  • 夜勤のメリットにも目を向ける

順番に解説します。

できる範囲で患者さんの情報収集をしておく

できる範囲で必要な情報収集をしておくことは、夜勤に行きたくない気持ちを軽減させます。

夜勤に行きたくない理由のひとつとして「わからないことに対する不安」があるからです。

  • 疾患がわからない
  • 検査後の観察項目がわからない
  • 急変時の対応がわからない

わからないことを少しでも減らしておけると、ある程度自身の仕事に対する予測ができるので不安が軽減し、行きたくない気持ちも少し和らぎます。

できる範囲で大丈夫なのでぜひやってみましょう。

夜勤中のご褒美を用意する

夜勤中のご褒美を用意することも、行きたくない気持ちを少し緩和させてくれます。

  • 疲れた時に食べるおいしいチョコレートを持参する
  • 休憩時間に見る癒し動画を準備しておく
  • リラックスできる香りをカバンに入れておく

「これがあると気分が上がる」

「頑張れる」

「ホッとできる」

そんな気持ちになれるものをぜひ用意してみましょう。

少しでも気分が上がるものがあるだけで、行きたくない気持ちが薄れます。

夜勤後のご褒美も考えておく

夜勤中だけでなく夜勤後のご褒美も考えておくと、行きたくない気持ちが和らぎ、やる気が芽生えます。

  • 夜勤が終わったら温泉に行ってリラックスする!
  • テニスに行って汗を流す!
  • 楽しみにしていたマンガを嫌というほど読む!

なんでもOKです。

あなたが心から楽しみにできる何かを考えておくと、そのことを思い出すだけで「よし!頑張るか!」とやる気が湧いてきます

ぜひ考えておきましょう。

夜勤のメリットにも目を向ける

夜勤に行きたくない気持ちからつい夜勤のデメリットばかり考えてしまうかもしれませんが、ぜひメリットにも目を向けてみましょう

  • 平日に休める
  • 夜勤手当でお給料が増える
  • 看護師としての経験値がたまる

夜勤にもメリットはあります。

少し視点を変えてみると、しんどい夜勤も頑張れる原動力になるかもしれません。

夜勤に行きたくない看護師は仕事自体が辛い可能性もある

夜勤に行きたくない理由や乗り越え方を解説してきましたが、夜勤に行きたくないと感じるあなたはもしかすると、仕事自体行きたくないという思いを抱えているかもしれません

看護師の仕事はやりがいもありますが、辛いことも非常に多いです。

  • 命を預かる仕事でありミスは許されない
  • やれどもやれども勉強することが終わらない
  • 複雑な職場の人間関係

特に看護師1年目の時は本当にしんどいと思います。

「看護師の仕事が辛い」

「神経をすり減らす環境に心が折れそう」

「夜勤も仕事も行くのが辛い」

そう思ってしまう看護師はたくさんいます。

看護師の仕事や夜勤を我慢しすぎているあなたへ

もしあなたが看護師の仕事や夜勤に対して過剰なまでの我慢をしているのであれば、以下の3つをお伝えさせてください。

  • 自身の体調がいちばん大事
  • 体調が悪化する前に相談を
  • 働き方を見直すことも一案

順番に解説します。

自身の体調がいちばん大事

これは声を大にして伝えたいことです。

何よりも大切なのはあなたの体調です。

自分が心も身体も元気じゃないと、笑顔で患者さんに接することはできません。

看護師の中には、責任感や使命感から自分でも気づかないうちに頑張りすぎてしまう方も多くいます。

あなたの健康より大事な仕事はありません。

いちばん大事なのは「自分」であることは忘れずにいてください。

体調が悪化する前に相談を

そして、もしあまりにも辛い思いが消えないようでしたら、誰かに相談してみてください。

辛い気持ちを聞いてもらえるだけで心は少し軽くなります。

話を聞いてもらう相手は、緊張せずありのままの心の内を話せる人が良いでしょう。

ひとりで抱え込みすぎず、ぜひ相談してみてほしいです。

働き方を見直すことも一案

夜勤が辛くてどうしようもない場合は、働き方を見直すことも一案です。

後述しますが、夜勤をしなくても看護師として働いていくことは十分可能です。

夜勤がない看護師の職場はたくさんあります。

また夜勤だけでなく、病棟での看護師の仕事が辛いと感じている場合も、他分野であれば楽しく生き生きと働ける可能性があります

このまま今の職場で看護師の仕事や夜勤を続けていくことに辛さを感じるのであれば、視野を広げて、夜勤がなくかつ興味を持てる分野に目を向けてみるのも良いかもしれません。

夜勤がない看護師の仕事8選

夜勤がない看護師の職場には以下のような場所があります。

  • 病院外来
  • 訪問看護
  • 訪問入浴
  • デイサービス
  • クリニック
  • 健診センター
  • 産業看護師
  • 保育園  など

どの職場も基本的に夜勤はありません。

訪問看護は夜間待機であるオンコールがあったり、病院外来は月に数回夜間勤務がある場合があるので、そこは確認が必要です。

しかし、病棟のような夜勤はどの職場にもありませんので、心身の負担は軽減するでしょう。

興味のある分野であれば、きっとやりがいを持って働くことができます。

やりがいもあり、心身ともに無理をしすぎない働き方ができると理想的ですよね。

看護師の夜勤は辛い|行きたくない気持ちを我慢しすぎるのはやめよう

看護師の夜勤は、病気を患い入院している患者さんの命と安全を守るとても大切な仕事です。

しかし、それは決して楽ではありません。

とてもやりがいのある仕事ゆえつい頑張りすぎてしまうかもしれませんが、何より大切なのはあなたの心身の健康です。

夜勤が辛いという気持ちは、怠けでも甘えでもありません。

どうしても夜勤を辛く感じてしまうなら、これからどうしていくのが良いかじっくり考えてみると良いかもしれません。

  • 辛い気持ちを信頼できる誰かに相談してみる
  • なぜ看護師の仕事を選んだのか今一度考えてみる
  • 視野を広げてみる

考えた結果、今の職場にとどまらず環境を変えてみるのは、より良い未来に向けてのひとつの選択肢であると思います。

夜勤をしなくても看護師として活躍できる場はたくさんあります。

もし夜勤のない職場への転職を考える場合は、「看護師転職サイト」を活用してみることをオススメします。

しっかり情報収集をし、納得した上でミスマッチのない転職をしてほしいからです。

看護師におすすめの転職サイトランキング!転職成功のために確実に使おう

  • 病院外来
  • 訪問看護
  • 訪問入浴
  • デイサービス
  • クリニック
  • 健診センター
  • 産業看護師
  • 保育園  

どの分野に転職するにしても、各職場によって雇用条件や内部事情はかなり異なります。

転職後に後悔しないようしっかり情報収集をし、いろんな求人を吟味してみてくださいね。

すぐに答えは出ないかもしれませんが、ちょっと行動してみることで自分の気持ちが見えてきて前に進めることもあります。

これからのあなたが無理なく笑顔で生き生きと働いていけることを心から願っています。

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