派遣看護師って有給はもらえるの？どのくらいもらえるんだろう？
この記事ではこんな疑問を解決します。
早速ですが、派遣看護師でも有給は取得できます。
この記事の内容
- 派遣看護師の有給付与について
- 派遣看護師にもらえる金額
- 派遣看護師の有給取得の注意点
派遣看護師でも有給を付与、取得できるって知っていましたか？
もしも知らないとせっかくの有給を使わずに、損をしてしまうかもしれません。
でも派遣会社の人がいろいろ教えてくれるんじゃないの？
もちろん聞けば教えてくれますが、自分から聞かないとわざわざ教えてくれるとは限りませんよ。
この記事を読んで、有給で損をすることがないようにしてくださいね。
では本文をどうぞ。
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派遣看護師の有給休暇
最初は、派遣看護師がどのくらい有給をもらえるのか教えて。
有給の付与される条件、日数について詳しく見ていきますね。
派遣看護師の有給付与の条件
派遣看護師の有給付与については、労働基準法で定められています。
有給付与の条件
- 同じ派遣会社で6ヶ月以上働いていること
- 全労働日の８割以上出勤していること
同じ派遣会社で働いていれば良いので、派遣先は変わっても大丈夫です。
ただし派遣会社そのものを変えると、有給は付与されなくなってしまうので注意が必要です。
派遣会社Aで5ヶ月働いて、派遣会社Bに移動して2ヶ月働いても有給は付与されないよ。
また労働日の８割以上の出勤は、出勤予定なのに欠勤ばかりしていたらダメですよということです。
月に20日働く予定だったのに、10日間欠勤して10日しか働いていない場合は有給が付与されません。
派遣看護師の有給の付与日数
ちなみに有給ってどのくらいの日数がもらえるの？
有給がどのくらいもらえるか気になりますよね。
詳しくみていきます。
有給については、厚生労働省のサイトにわかりやすい資料があります。
通常の労働者の付与日数
派遣看護師でも週に5日働いていれば、半年後には有給を10日間もらえるんだね。
週所定労働日数が4日以下の場合の付与日数
えっ！週に1回しか働かなくても有給ってもらえるの！？
自分でも気がつかないうちに付与されていることもありそうですね。
派遣看護師の有給は使わないとなくなる？
有給ってどのくらいの期間でなくなるの？
有給の期限は、2年間と労働基準法で定められています。
有給は、使わなければどんどん溜まっていくものではありません。
付与された有給は、消化しなければ消失してしまうので注意が必要です。
気づかないうちに消失してしまわないように、気をつけてくださいね。
派遣先が変わったら有給は無くなる？
派遣看護師ってどんどん職場が変わるけど、同じ職場で長く働かないとダメなの？
派遣会社を変わらなければ大丈夫ですよ。
有給の付与は、派遣先からではなく派遣会社からになります。
そのため派遣先の職場が変わっても、派遣会社を変えなければ消失しません。
有給はいつでも取得できる？
有給はいつでも取得して良いの？
基本的に有給は、スタッフが指定した日程で取得することができます。
しかし企業側には、「時季変更権」という、事業が正常な運営ができない場合は時期を変更する事ができるよ。という権利があります。
まずは企業側に有給申請をしてみることが大切だね。
派遣看護師は有給を勝手に消化されることはある？
正社員の看護師は、有給を勝手に使われてしまうことはありませんか？
僕の職場は師長が勝手に有給を勤務表につけていたね。
看護師って本当にブラックなことが多いよね。
派遣看護師の場合、有給を付与するのは派遣会社です。
派遣会社が勝手に有給を使ってしまうことはないので、安心してくださいね。
有給を買い取ってもらうことはできるの？
よく有給って買い取ってもらえるって聞くけど、派遣看護師も買い取ってもらえるのかな？
残念ながら派遣看護師は、有給を買い取ってもらうことは難しいでしょう。
有給の買取は、基本的に禁止されていますが条件によっては買取がOKな場合もあります。
しかし正社員の場合も含め、有給の買取をしている企業は多くありません。
僕も退職時に、有給の買い取りでも良い旨を伝えましたが無理だったので全て消化することにしました。
えっ！？有給を全て消化したの？それも驚きだよ。
派遣看護師の有給休暇中の給料
有給中の給料ってどのくらいもらえるの？
派遣看護師の有給取得中の給料は、労働基準法に規定があります。
有給休暇の賃金算出方法
- 通常の賃金を支払う
- 平均賃金を支払う
- 健康保険法の標準報酬日額
自分の派遣先がどの算出方法なのか確認しておくと良いですね。
派遣看護師が有給休暇を消化する時の注意点
派遣看護師が有給を取得する時に注意することはある？
派遣看護師の有給についての注意点を見ていきます。
派遣会社を変えると有給消化は消失する
最初の注意点は、派遣会社を変えると有給消化は消失することです。
正社員の場合も同じですが、有給は所属している会社から付与されますよね。
そのため、派遣会社を跨いでの有給の利用はできません。
派遣会社を変える際には、しっかりと有給を消化してからにしましょう。
派遣先との調整を行う
次の注意点は、派遣先と調整を行うことです。
調整というと大袈裟ですが、やや配慮するということです。
派遣看護師とはいえ、派遣先からしたらスタッフの一員です。
そのため忙しい状態の中で、急に有給を連日取得することになると派遣先が困ってしまう可能性があります。
自分が有給を取得しても、代わりの人員をすぐに補充できるような大きな派遣会社を利用すれば派遣先も困らないですね。
派遣看護師が有給消化しやすい理由
派遣看護師が有給を消化しやすいって本当？
なぜ派遣看護師が有給を紹介しやすいのかをみていきましょう。
正社員のように配置が決まっていないため
最初の理由は、正社員のように配置が決まっていないからです。
派遣看護師は、正社員と違い配属は派遣会社になります。
正社員で働いている場合、有給を申請するのは病院です。
病院の場合、あなたが有給で休むと病棟の人員が減るため仕事が忙しくなります。
そんな理由で、看護師は有給を消化しにくい仕事です。
しかし有給の申請先は、派遣会社になります。
そのため病院などで働く看護師に比べると、有給を消化しやすくなります。
有給の申請先が病院じゃないから取得しやすいんだね。
派遣なので割り切って有給を取得しやすい
次の理由は、派遣看護師なので割り切って申請しやすいということです。
正社員の場合、職場の人との人間関係も密になっています。
そのため「自分が休んだらみんなに迷惑がかかるかも」と、遠慮してしまうことがあります。
その点、派遣看護師は職場との人間関係が密でないため遠慮することも少なくてすみます。
派遣だと短期でしか職場と関わっていないことが多いので、取得しやすいんだね。
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