派遣看護師で働きたいんだけど、社会保険は入れるのかな?
この記事ではこんな疑問を解決します。
この記事でわかること
- 派遣看護師が社会保険に加入する条件
- 社会医保険に加入するメリット
- 社会保険に加入しない場合の対応
派遣看護師で働く際には、社会保険についても考えておく必要があります。
何も考えずに進めると、将来の年金が減るなどの損をしてしまう可能性もあります。
吹き出し:社会保険ってなんだか難しくてよくわからないんだよね。
僕も難しい話は苦手ですが一緒に確認していきましょう。
では本文をどうぞ。
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派遣看護師も社会保険に加入できる
いきなり結論ですが、派遣看護師ももちろん社会保険に加入することはできます。
社会保険とは?
- 健康保険
- 厚生年金
- 労災保険
- 雇用保険
これらを合わせて、社会保険と呼ばれています。
そしてこの4つにはそれぞれ、加入条件があります。
なんだかわからなくなってきた。
次はこの4つの加入条件を確認していきましょう。
派遣看護師が社会保険に加入するための条件
社会保険の加入条件を見ていきますね。
頑張ってついていくぞ!
「健康保険」の加入条件
最初は、健康保険の加入条件です。
その前に、健康保険について確認していきます。
健康保険とは
突然の怪我や病気による経済的な負担に対して、医療給付や手当金を支給して、生活を安定させるための社会保険制度。
健康保険の加入条件
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 所定ない賃金が月額8.8万円以上
- 2ヶ月を超える雇用の見込みがある
- 学生ではない
- 被保険者数101人以上の企業
※令和6年10月~ 被保険者数が51人以上の企業に変更予定
単発派遣や週に20時間以下の場合は、加入できないんだね。
そうですね。
ある程度の労働時間を確保しないと加入できないようになっていますね。
「厚生年金保険」の加入条件
次は厚生年金保険についてです。
厚生年金保険とは?
会社員など会社で働く人が加入する公的年金です。公的年金には、他にも国民年金があります。
公的年金について
1階部分:国民年金(基礎年金)
2階部分:厚生年金保険
3階部分:企業年金、個人型年金など
厚生年金の加入条件はどうなっているの?
厚生年金の加入条件は、健康保険と同じになります。
「雇用保険」の加入条件
次は雇用保険についてです。
雇用保険とは?
労働者の生活及び安定と就職の促進のために、失業された方や教育訓練を受けられる方等に対して、失業給付金を支給します。また、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進等をはかるための二事業を行っています。
引用:厚生労働省 雇用保険制度
雇用保険の加入条件
- 31日以上働く見込みがあること
- 所定労働時間が週に20時間以上であること
- 学生ではないこと(例外あり)
雇用先は派遣先ではなく契約を結ぶ派遣会社になるので、注意が必要です!
「労災保険」の加入条件
次は労災保険についてです。
労災保険とは?
労災保険とは、業務上の事由又は通勤による労働者の負傷・疾病・障害又は死亡に対して労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度です。
また、労災保険においては保険給付のほかに、労働福祉事業を行っています。
引用:厚生労働省 労災保険とは
労災認定で受けられる補償
- 療養補償給付
- 休業補償給付
- 障害補償給付
- 遺族補償給付
- 傷病補償給付
- 介護補償給付
- 葬祭料給付
このようにさまざまな給付金があります。
労災保険の加入条件
労災保険には加入条件はありません。従業員を雇う経営者は全ての労働者を加入させる義務があります。
労災保険は加入条件はないんだね。
派遣看護師の社会保険加入のメリット
派遣看護師が社会保険に加入する必要はあるの?
派遣看護師が社会保険に加入するメリットを見ていきますね。
社会保険のメリット1:保険料を職場に負担してもらえる
最初のメリットは、保険料を職場に負担してもらえることです。
健康保険と厚生年金に加入すると、職場が保険料の半分を納めてくれます。
半分も会社が払ってくれるのは助かるね。
国民健康保険は全部自分で払う必要があるので、会社に出してもらえるのは大きいですね。
社会保険のメリット2:年金受給額が増える
次のメリットは、年金受給額が増えることです。
厚生年金は、年金で言うところの2階部分になります。
そのため国民年金だけの人に比べて、将来受け取れる年金額が多くなります。
国民年金だけだと、老齢基礎年金。
厚生年金も払っていると、老齢厚生年金ももらえるんですね。
この辺の話は難しくて苦手だな。
社会保険のメリット3:傷病手当を受け取れる
次のメリットは、傷病手当を受け取れることです。
健康保険に加入していれば、もしも怪我や病気で働けなくなっても傷病手当を受け取ることができます。
病気や怪我は、いつなってしまうか分かりません。
傷病手当があるのは、大きな安心つながるのではないでしょうか?
社会保険のメリット4:失業手当を受け取れる
次のメリットは、失業手当を受け取れることです。
退職時には、自己都合でも会社都合でも手当は受け取ることができます。
次の転職先が見つかるまでの給料の代わりに受け取れるので、安心だね。
僕も看護師を退職した際には、退職手当をもらいました。
派遣看護師が社会保険に加入しない場合
もしも派遣看護師が社会保険に加入できない場合はどうすれば良いのかな?
働く日数や時間によっては、加入条件を満たせない場合もありますよね。
国民健康保険に加入する
最初の方法は、国民健康保険に加入することです。
注意点は、国民健康保険は社会保険と違い全額自費になると言うことです。
退職前には、国民健康保険になった場合のシミュレーションを必ずするようにしましょう。
前職の健康保険を任意継続する
次の方法は、前職の健康保険を任意継続することです。
前職を退職した際には、前職の健康保険を2年間に限り継続することができます。
注意点は、退職後は健康保険でも全額自費になることです。
会社に在籍時は、半分を払ってもらえますが退職後は全額自費になります。
国民健康保険とどちらが安いかしっかり確認する必要がありますね。
家族の扶養に入る
次の方法は、家族の扶養に入ることです。
退職後は、そこまでガンガン働かない方は家族の扶養に入るのがおすすめです。
注意点は、年間130万円以上稼いでしまうと扶養を外れてしまうことです。
保険料は扶養者となる家族が払います。
家族が払ってくれるのに、将来の年金がもらえるには嬉しいね。
ただし厚生年金を支払っている人よりは年金受給額は少なくなる可能性がありますよ。
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