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看護師の資格はどうやって取得するの?看護師に向いている人はこんな人!

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看護師になるには資格がいるの?学校はどこに行けば良いの?学費は?

悩む看護師

この記事ではこんな疑問を解決します。

正看護師資格の取得方法

  • 看護師資格を取るまでに必要な費用
  • 看護師資格の取得難易度
  • 看護師に向いている人・向いていない人

この記事を読めば、この辺りのことを理解することができますよ。

僕の経験上ですが、看護師に向いている人、向いていない人も紹介しているよ。

本当に参考になるのかね?

悩む看護師

あくまでも僕の経験上ですよ。
とは言っても10年以上看護師をしていたので。

では本文をどうぞ。

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正看護師と准看護師の違い

看護師には、正看護師と准看護師の2種類の資格があるんだよね。

悩む看護師

よくTwitterなんかでは、正看護師と准看護師の争いを目にしますね。

正看護師と准看護師の違い

  • 正看護師免許:国家資格
  • 准看護師免許:都道府県発行資格
  • 医療行為には医師や看護師の指示が必要

正看護師と准看護師にはこのような違いがあります。

給料面でも、正看護師に方がやや高い給料になっています。

看護師(正看護師)の資格を取る方法

正看護師になる方法を教えて。

悩む看護師

正看護師になるには、いくつかの方法があるので順番に解説していきますね。

中卒で看護資格を取得するための修業ルート

最初の方法は、中学卒業後からすぐに看護師を目指す方法です。

中学校卒業から看護師を目指す場合は、5年一貫性の看護高等学校に入学します。

3年間は普通教科と看護科の学習を行います。

残りの2年間は、看護の専門性の高い実習などを行っていきます。

看護師の5年一貫校は、全国的に減少傾向ですね。

高卒で看護資格を取得するための修業ルート

次は高校卒業から、看護師を目指す方法です。

看護大学、大学

看護大学は4年制で専門学校の3年間よりも長く学校に通う必要があります。

その分、国家試験対策にじっくり取り組むことも可能です。

初任給も専門卒に比べると高いですね。

看護短期大学

看護短期大学は看護大学よりも1年短い、3年で看護師国家資格を得ることができます。

看護短期大学は、減少傾向で全国でも学校数は非常に少なくなっています。

短期大学で学ぶ必要性がああるかを字考える必要がありますね。

看護専門学校

看護専門学校は短期大学と同様に、3年間の教育機関になります。

1年次は基本的に座学ですが、学年が上がるごとに病院での実習が増えていきます。

3年次はほとんどが病院実習となるので、記録と実習で体力的にも非常に大変です。

僕も看護専門学校でした。
大変でしたが、非常に楽しかった思い出です。

准看護師から正看護師になる方法

准看護師から正看護師の資格を取得することもできます。

准看護師から正看護師の資格を取得するためには、看護師学校養成所での学習が必要になります。

全日制の場合は2年、定時制の場合は3年が必要です。

また最終学歴が中学卒の場合は、3年以上の准看護師の実務経験が必要になります。

7年以上の実務経験がある場合は、2年間の通信制でも看護師の受験資格を得ることができます。

通信制の場合、准看護師として働きながら受験資格を取ることもできるんだね。

悩む看護師

准看護師の資格を取る方法

准看護師になるには、准看護師養成学校に通う必要があります。

准看護師養成学校は、2年間の期間通学する必要があります。

入学要件は、中学校卒業が条件になります。

看護師国家試験の内容や難易度は?

看護師国家試験って難しいのかな?

悩む看護師

看護師国家試験の合格率は、だいたい毎年90%前後で推移しています。

合格率だけ見ると、試験は簡単そうに感じますが学生時代の実習など受験資格を取得するまでの方が大変だと僕は個人的に思っています。

僕の看護学校では3年間の学生生活で2割くらいの学生が辞めていきました。

看護師国家資格の難易度

合格率が90%前後と書きましたが、直近5年間の合格率を見ていきます。


受験者数合格者数合格率
2023年度64,051人58,152人90.8%
2022年度65,684人59,344人91.3%
2021年度66,124人59,769人90.4%
2020年度66,250人55,568人89.2%
2019年度63,603人56,767人89.3%

参考:厚生労働省

試験は必修問題が50点中40点以上、一般問題と状況設定問題が250点満点で出題されます。

試験の難易度はそこまで高くないので、基本的な準備をしていれば合格できる可能性は高い試験となります。

試験は90%以上が受かる試験です。
自信を持って受験すればきっと良い結果につながりますよ。

看護師国家試験を受験するための手続き

看護師国家試験を受けるには、手続きをしなければいけません。

受験資格を得るだけでは受験できないので注意してくださいね。

準備するもの

  • 受験手数料
  • 受験願書
  • 証明写真
  • 返信用封筒

学校在学中であれば、学校で一緒に準備するので大丈夫だと思いますが、自分で行う人は漏れがないよう注意が必要ですよ。

看護師になるための学費・費用はいくら?

ちなみに看護師になるための学費ってどのくらいかかるのかな?

悩む看護師

進学する学校別で見ていきましょう。

国立大学の場合

  • 入学金:約28万円
  • 授業料:約53万円
  • テキスト代などを含めると、3年間で300万円程度かかることが多い。

私立大学の場合

  • 入学金:約26万円
  • 授業料:約125万円
  • 4年間で約600万円程度かかることが多い。

専門学校の場合

  • 入学金:約10万円
  • 授業料:約65万円
  • 3年間で約250万円程度かかることが多い。

僕の学生の頃は、授業料が20万円くらいだったんですが上がっているのかな?

学校ごとに授業料や入学金には違いがあるので、都度調べるようにすると良いでしょう。

僕は専門学校から看護師になったので、あまり費用をかけずに看護師になることができました。

資格を取得すれば一生働き場所に困らず最低限の給料を確保できるので個人的には看護師資格は非常におすすめです。

信用を武器にすれば、僕のように早期リタイアすることも可能ですよ。

看護師に向いている人の特徴

看護師に向いている人ってどんな人なのかな?

悩む看護師

僕の考える看護師に向いている人はこんな人です。

  • 看護師にないたいという強い気持ちがある人
  • 安定した仕事につきたい人
  • 最低限の年収が欲しい人
  • 食いっぱぐれのない仕事が欲しい人

詳しく見ていきます。

看護師になりたいという強い気持ちがある人

最初の向いている人は、看護師になりたいという強い気持ちがある人です。

僕の表現では「あっち側」の看護師さんです。

僕とは良い意味で違う、キラキラした看護師さんがこのタイプです。

夢を追い求めるのは本当に素敵なことです。

看護師になりたいと思った理由、看護師になりたい強い思いは忘れずに持ち続けて欲しいですね。

きっと素敵な看護師さんになれます。

安定した仕事につきたい人

次の看護師に向いている人は、安定した仕事につきたい人です。

ここからの理由は、僕の表現では「こっち側」の人間になります。

看護師になる人が全て、キラキラしていなければいけないわけではありません。

気持ちよく割り切って働くくらいの方が、看護師として長く働くことができる可能性もあります。

看護師の仕事は、年収が高くはありませんが低くもありません。

程々の安定した生活が送りたい人には、おすすめな職業です。

程々の生活のため、安定した仕事につきたい人は看護師の仕事が向いているかもしれませんよ。

最低限の年収が欲しい人

次の看護師に向いている人は、最低限の年収が欲しい人です。

看護師はだいたい500万円前後の年収がもらえます。

職場によっては600万円ていどの年収がもらえます。

僕も30代で、看護師の年収は600万円程度でした。

50代になってもこの年収が倍になることはありませんが、大きな変動なく500万円前後の年収を稼ぐことはできます。

この年収で満足できる人は、看護師の仕事が向いていると言えるでしょう。

僕は30年後も同じ年収で働き続けるのが嫌で、看護師を退職する決意をしました。

食いっぱぐれのない仕事が欲しい人

次の看護師が向いている人は、食いっぱぐれのない仕事が欲しい人です。

看護師資格は更新制ではないので、一度資格を取得すれば一生看護師として働くことができます

そういった意味では、本当に自分がやりたいことにどんどん挑戦するのもありかなと思います。

失敗しても看護師として働くことができるのは、大きな強みです。

看護師が向いていない人

最後は逆に看護師が向いていないなと僕が思う人です。

看護師が高年収だと思っている人

最初の看護師向いていないなと思う人は、看護師が高年収だと思っている人です。

何度も言いますが、看護師は低年収です。

高年収だと思っている人は、まずその考えを改めた方が良いでしょう。

夜勤がなければ、月の給料は20万円を切ることもあります。

派遣のの仕事も、時給1500円以下もざらにあります。

最近は時給が上昇しているので、他のバイトよりも時給が低いことも多々あります。

高年収だと思っていると、就職してから後悔することになります。

看護師が高年収だと思っている人は、看護師には向いていません。

看護師の仕事が楽だと思っている人

次の看護師が向いていないと思う人は、看護師の仕事が楽だと思っている人です。

看護師の仕事は、非常に大変です。

夜勤があり体力的にも大変です。

理不尽な患者からの訴えもあり、精神的にも疲弊します。

そんな過酷な労働環境から、職場の人間関係もギクシャクしています。

看護師の仕事が楽そうという考えで、看護師を目指すと絶対に後悔するのでやめましょう。

精神的に強くない人

次の看護師に向いていない人は、精神的に強くない人です。

これは看護学校時代、看護師になってからもそうなのですが精神を病んでやめてしまう同僚が非常に多くいました。

精神的に強そうと思っていた人も、仕事に来なくなってしまいます。

職場の多くの同僚は、安定剤や入眠剤を内服している人がたくさんいました。

仕事は大事ですが、自分が壊れてまで続ける必要はないと僕は思っています。

看護師資格から目指せるもの

看護師になったら、その次はあるのかな?

悩む看護師

管理職を目指す人や、認定や専門看護師などのキャリアアップを目指す人もいますね。

認定看護師:21の分野があるが、2027年度からは19の分野に移行する予定。5年ごとの更新制である。

専門看護師:専門看護師制度で制定される13通りの専門看護師の種類がある。

なんでキャリアアップを目指さなかったの?

悩む看護師

僕の病院では認定や専門看護師を取得しても、給料への反映は雀の涙程度だったので取得する気になりませんでしたね。

僕はそれならば自分のやりたいことに挑戦して、収入もアップさせたほうが楽しい人生を送れると思い看護師を辞めました

自分が納得して満足できる人生を送れるのが一番だと思っています。

以上です。

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